筆記試験前日までにする準備はコレだ!(ド素人が第二種電気工事士試験の筆記試験をクリアした方法)
今回は、「前日までに、事前に準備をすべきモノ」を集めました。目次だけでも見れば大丈夫な構成にしましたので、見てやってください。
何事もない状態にしましょう
不安要素を取り除く
試験というのは非日常。勉強している人ほど緊張をするでしょうし、初めての事、初めての会場に戸惑うこともあるかも知れません。不安な要素をできるかぎり取り除く事前準備をし、何事もない状態を作れると良いと思います。
以降の記事は、そうすることを念頭にした内容になっています。
突発リスクにも備える
また、緊張などしないような豪胆な人であっても、年に一度おなかを壊すことがあるかも知れません。それが試験日に発生しないとは限りません。ですので、そのような稀なリスクにも出来る限り対処できるといいなと思います。
持ち物
一週間前に揃え、前日にかばんに入れる
持ち物は一週間前には揃えることをオススメします。万一足りないものがあったとき、一週間前なら買い揃えることが可能でしょう。
そして、前日にはかばんに入っていることを確認しておきましょう。
公式から指示のあるある持ち物
最初に、「受験票」の裏面に持ってくるように書かれているものです。定規以外は必須ですね。
①受験票
古い記事だと「顔写真を貼るのを忘れずに!」と書かれていますが、公式からは
令和3年度より、顔写真を申込の際に提出(アップロード)いただくことになりましたので、事前にご用意ください。
とあります。申込時に写真を提出していたならば、それ以降、顔写真は不要です。受験票には何もしなくてOKですのでご安心を。
②HBの鉛筆&鉛筆削り又はシャープペンシル&替芯
今はマークシート専用シャープペンシルなるものがあります。使いやすくてオススメです。替え芯は、事前にたっぷりめに入れておきましょう。
もちろん、家に鉛筆と鉛筆削りがあるならそれで大丈夫です。
ちなみに、私はコクヨのものを使っています。
ぺんてるの方が有名かも。つか、これ安いな!
セット品もありますね。何か、先程の商品と中身のシャーペンが違います。ぺんてる、2種類あるのか。
この手の商品、TOEICのようなテストを定期的に受けているような人には定番かもしれません。
③プラスチック消しゴム
要するに「普通の消しゴムを持っていきましょう」ということです。面倒なら上記のマークシート・シャーペンセットを買っておけばOK。
④時計
公式からは以下のように言われています。
電卓機能、通信機能をもつもの、アラームなど音がでるものは使用できません
とのことです。スマートウォッチ、スマホ、アラーム付きのデジタル腕時計、使えません。
無機能な腕時計を事前に用意しましょう。持っていない人はこのためだけに100均で買っておくと良いでしょう。
⑤マスク
身に着けて家を出ることができればOK。
(参考)定規
一応、受験票に書かれていました。「30センチ以下の透明(半透明可)な定規」。ですが、持っていかなくて大丈夫です。不要。使う場面はありません。
指示はないが是非用意しておくもの
公式(受験票)には必携と書かれていませんが、持っていっても大丈夫なものです。大事なものがたくさんありますのでここは読んでいってほしいです。
⑥4色ボールペン(などの多色ペン)
複線図問題のために持っていくべきです。
試験では、鉛筆以外の筆記具の持ち込みはOKです。4色ボールペンに限らず、色ペンや蛍光ペンも使えます。
毎年、複線図を描いた上で解答する問題が3問程度あります。この時に色分けをして描くことでミスを減らすことができると思います。日頃から色分けして問題を解いておき、試験当日も同じペンを使うことをオススメします。
私の場合、消せる4色ボールペン(パイロットのフリクション)を使いました。試験では、消すことができる方が圧倒的に便利です。また、1本で済ませることが出来るのも良いポイントです。
⑦着脱可能な上着
会場が寒かったり、暑かったり、あり得ます。
カーディガン、ジャケット、シャツを脱いだらTシャツ一枚になれる、など。上着である必要はありませんが、予測不可能な会場の温度状態に対処できる服装がオススメです。
⑧常備薬
腹痛のための正露丸やザ・ガード。頭痛薬。漢方胃腸薬。
体調が悪い時にたまーに使う薬があれば持っていると安心できます。
⑨常温の水(ペットボトルや水筒で)
会場で購入できるような飲み物はたいていキンキンに冷えています。冷たい飲み物は体に良くないですよ。リスク軽減のため常温に戻した飲み物があると良いです。
⑩メガネ・コンタクト・ルーペ
メガネ、コンタクト、普段使っている人は大丈夫だと思います。 細かい字や、図表内の小さい文字が見づらい場合のためにルーペを持ち込むことはOKになっています。私は利用しませんでしたが、必要に応じてどうぞ。
前日までにやっておくこと
会場がよく知っているところならいいんです。が、大抵は初めての知らない施設。
ちゃんと間に合うかな、どうかな、と、いらぬ不安は取り除きましょう。
当日みるメモの用意
乗る電車、駅から会場までの道、それらをメモするものを用意します。
私は「Googleカレンダー」にすべて入れました。「Google Keep」でも、「Evernote」でも、iPhoneなら「メモ」でも何でも良いです。
もちろんアナログに紙の手帳でもよいです。が、交通に関してはデジタルな方が使いやすいと思います。
Googleマップとストリートビューで駅から会場までの道をたどる
パソコンで操作した場合を例に書きます。
1)Googleマップにアクセスして「ルート」のアイコンをクリックします。
2)出発地(①)と目的地(②)を入力します。すると地図上にルートとかかる時間が表示されます。
3)右下にある人のアイコンをクリックしたままスタート地点当たりまで持っていって放します。(ドラック&ドロップ)
4)画面がストリートビューに切り替わります。道路にマウスカーソルを合わせると矢印が表示されるので、それをクリックして会場までたどりつきましょう。
5)当日通る道と同じ風景を体験できました。これで安心が得られたことでしょう。
・・・まあ、ここまでやらなくても良いんですが。
土地勘のない場所であれば、やっても良いかも知れませんよ。
なお、手順「2)」の時点でブラウザの「URL」(アドレスバーに表示される文字列)をコピーして、「Googleカレンダー」などに貼り付けておくと便利です。当日、スマホの「Googleカレンダー」からその「URL」をクリックすると、同じ情報にアクセスできます。スマホで地図を見ながら会場まで行けますね。
上記は一例です。他の方法でも良いので、少なくとも地図の情報をスマホから参照出来るようにしておくと安心はできあmす。
乗換案内で予め調べておく
「Yahoo! 乗換案内」でも「ジョルダン」でも何でもOKです。
「Yahoo! 乗換案内」の場合も、調べた結果の「URL」を「Googleカレンダー」などへコピペしておくと便利です。こちらも同じ情報にアクセスができます。
乗換案内は、何番線で乗り換えるか、といった情報まで教えてくれるので便利ですね。
会場に30分以上前に着くよう当日スケジュールを立てる
- 何時何分に家を出て
- 何時何分に電車に乗って
- 何時何分に電車から降りて
- 何分掛けて会場まで歩く
- 会場には30分以上前に到着する
これらを調べた結果としてメモっておきましょう。(前述の通り「URL」のコピペだけでもOK。)
到着時刻は、試験開始の30分前ではなく、説明開始の30分前です。また、30分前は最低限です。1時間くらい前でも問題ありません。できる限り余裕を持って到着できる計画をしましょう。
以上、前日までにやり終えましょう!