暗記にコツなんてあるの? 気合だろ! と思う人は読もう! ド素人が第二種電気工事士試験の筆記試験範囲を覚えた方法
2021年7月4日。筆記試験に合格! しました。そのためにやって良かったの共有シリーズです。
「兎に角、過去問を暗記しようぜ」という記事を書きました。
今回は、その、暗記の方法です。
「暗記って、んなの気合だろ!」って思っている方は読んでいただきたいです。ひとつのことを覚えるのに10の努力をするより6の努力の方が絶対いいでしょう。そういう話です。
で、要点は目次に書くようにしたので、目次だけでも見てってください。
暗記のコツ
ひたすらノートに写経する。ひたすら繰り返し声に出す。色々方法はあります。
どの方法がコスパよく覚えられるか、知っておいた方が努力に対して得られるモノが増えます。
私がやったり読んだり聞いたりして知った方法で、実際にやって良いと実感した方法を列挙します。
思い出そうとする
脳みそに入れた情報を出し入れすると記憶が定着しやすくなります。
- 数秒見る → 目を離す → 思い出す(大事!) → もう一度見る → (思い出せるまで繰り返し・・・)
覚えたい対象から目を離したり、手で隠したり、隠す方法は何でもOKです。「思い出す」という行為ができればOK。脳みそのシワをピクピクさせるのが大事なんですね。
繰り返し使うモノに対しては、
- 赤い透明シート(や下敷き)で隠して思い出す
という伝統的な方法でも良いですね。
穴が空くほど見つめる、、、ってやっても、「思い出す」行為にならないので効果が薄いのです。ぜひ、ちょっとでもいいので「思い出そう!」としてください。
絵を使う(視覚重要!)
文字や文章だけよりも、絵があったほうが記憶に定着しやすいです。絵や図と一緒に覚えるよう意識すると良いです。
私が推奨しているこちらのテキスト、
では、絵や図が多用されています。コレ、すごく良いです。ぜひ、絵や図と一緒に覚えましょう。(他の書籍も似たような感じではありますが。)
過去問やテキストには大胆にマーキング(やはり視覚重要!)
そのテキストや過去問には、大胆にマーキングをしましょう。大事なところが目に飛び込んでくるようにするのです。
私は「過去問を覚えよう!」ということを謳っています。過去問に答えや根拠を赤ペンで書き込んで、赤い透明シートをかざし、思い出すことを繰り返す、みたいな方法がいいと思います。加えて、記号や絵も書き込み、大事な部分は目立たせるとさらに効果が高まります。
これらをすることで、
- 問題の形式
- その問題の根拠となる知識
を脳に刷り込んでいきます。
テキストや過去問ですが、大事に取っておかないことです。古本屋に高く売れるなんて考えないことです。じゃんじゃん書き込みをして使い倒した方が良い! テキスト安いですから。ラーメン二杯分くらいの値段なんだから出し惜しみはしないことです。
声に出す(五感を使う!)
ちょっと話が変わります。
人間は五感(視覚(見る)、聴覚(聴く)、味覚(味わう)、嗅覚(嗅ぐ)、触覚(皮膚で感じる)の5つの感覚)を多く使うとより良く覚えられるそうです。
味やニオイは難しいですが、、、音はできます。
自分で声に出して、自分で聞けば「聴覚」を刺激することができます。
ずっとブツブツしゃべることを推奨するわけではないですが、、、覚えにくい部分に対する一つの手段にはなります。
なお、私は紙にひたすら書いて覚えることは推奨しません。触覚、ではないんでしょうけど、別の刺激が生まれて記憶に効くかも知れません。そういうのはあるでしょう。が、この方法はコスパが悪いです。それに手を出す前に、声に出して見る方をオススメします。
また、テキストを別のノートにまとめるような、学校の勉強的な学習もオススメしません。ノートを取る暇があれば、見て、隠して、思い出して、を繰り返すほうがよっぽど効率的に覚えられます。キレイなノート作りは非常に損の多い方法です。まとめる事が目的になってはいけません。
人に教える、教えるフリをする
人に教えることは、記憶するためには良い方法だと知られています。
が、マジで人に教えることは人間関係の悪化からオススメはしません。相手の迷惑です。なので、ガンプラのザクとか、美少女フィギュアとか、目の前のコップとか、それもないなら脳内の妄想上の生徒とか、そういう人(?)を相手にすると良いです。脳内で教えるフリをするだけでも効果があります。
よどみなく説明できるようになれば、相当記憶がされています。得られた知識で想像上の人物相手にマウントを取りましょう。
繰り返す。ひたすら繰り返す。
さて、これらのコツを使ったところで一発では覚えられません。
一発ではダメなら、複数発にすればよいのです。繰り返す。
繰り返し方には結構コツがあるので(コツばかりだ・・・)これは別途まとめます。
T.B.D.
あとがき
暗記のコツをひたすら書きました。
書いてみると、第二種電気工事士に限った話はほとんどなかったですね。英単語もこれで覚えられるとは思います。
「暗記 コツ」でググってもヨシ(他の方の方法も見てみる?)
他にもコツがあるんじゃないか、と思ってググってみました。
結果、似たような話が多かったですが、よければググってみてください。以下、ググった結果からピックアップしてみました。ここに引用した記事は(ネガティブなコメントも付け加えているものもありますが、)いずれも良い内容でした。
https://next.rikunabi.com/journal/20171106_m/ next.rikunabi.com
英語の書籍を多数出されている西澤ロイさんの記事でした。
何度も「思い出す」作業を繰り返すべき
うむ、同意。繰り返しに関しては別の記事に書きます。
「1. 書いて覚える」だけは、個人的に推奨していません。が、他の方法は完全に同意。
10個のコツがまとまってます。まあ、だいたいこの記事の内容と同じですね。
「夜寝る前が有効」、「青いペンがいい」そうなのかー。あまり実感をしたことはないですが、そうなのかも。
時間帯を利用できるならいいんですが、「今は夜じゃないから後でやろう」なんて先送りの原因になりがちなので、個人的には非推奨です。科学的に有効だと示されていても、出来るタイミングを逃さない、先送りの理由を作らない、そっちの方が効果があるかなぁというのが私の意見。
ですが、知識として知っておくとよいと思いますし、他の内容は納得できるものです。
投稿日の前日に出たタイムリーな記事。絵はいいぞ。
(雑談)スーパーエリートの受験術
最後はかなりドウデモイイ話です。
ちなみに、私が一番影響を受けた勉強方法は、以下の書籍です。
いつの間にやら名著として伝説化していました。この記事を書いた時点では20万円!?(人にあげちゃったよ。。。)
この書籍に書いてあった方法は、今やいろいろなサイトやいろいろな書籍に書かれるようになりました。この書籍からそんなに進化していないなぁ、という印象です。いや、当時はこの書籍の方法は斬新でした。時代が追いついた、のかな?